東日本大震災対応小委員会
東日本大震災をわがこと化し、水文・水資源学で復興に貢献するために
ニュース
「東日本大震災特別セッション」開催のお知らせ
日時:8月30日(火)13:30$301C15:00
場所:京都大学 宇治キャンパス きはだホール
主催:東日本大震災対応特別小委員会(小委員長:椎葉充晴、京都大学)
司会:深見和彦(土木研究所ICHARM)
1) 研究グループからの活動報告(各10分、計30分)
グループ1:地震によるアースフィルダムの被害諸特性と今後の影響に関する調査
(代表:福島大学大学院 川越 清樹)
グループ2:東日本大震災対応地下水調査研究
(代表:広島大学 開發 一郎)
グループ3:水循環・水利用プロセスに伴う放射性物質移動の追跡と影響評価
(代表:筑波大学 恩田 裕一)
2) 特別講演「放射性物質の流域内循環の基礎知識と調査法」(恩田 裕一先生)
(質疑応答を含めて45分程度)
3) 総合討論(15分程度)
会長緊急談話
東日本震災対応支援調査研究グループの募集について(締め切りました)
水文・水資源学会では、現地の復興支援に資する水文・水資源に関連する調査研究活動を早急に立ち上げることを支援するため、調査研究グループを緊急募集いたします。本募集による財政的支援は限定的なものではありますが、緊急を要する調査・支援活動を少しでも支えることができ、今後の本格的な研究プロジェクト提案に資する観測データ収集などの調査研究活動の支援に繋がることを東日本大震災対応特別小委員会は期待しております。詳しくはここ(MS-WORDファイル)をご覧ください。
3グループが活動中
下記の3つのグループが5月20日付けで選定され、活動を開始しています。
- (グループ1)
研究課題名:地震によるアースフィルダムの被害諸特性と今後の影響に関する調査
代表者名:川越清樹 (福島大学大学院共生システム理工学研究科) - (グループ2)
研究課題名:東日本大震災対応地下水調査研究
代表者名:開發一郎 (広島大学大学院総合科学研究科) - (グループ3)関連リンク
研究課題名:水循環・水利用プロセスに伴う放射性物質移動の追跡と影響評価
代表者名:恩田裕一 (筑波大学 生命環境科学研究科)
情報交換の窓口
- 掲示板 -震災復興支援に関するアイデア、水に関するご相談、なんでもお寄せください–
掲示板試運転始めました。トップページははどなたでも記入できます。復興支援のアイデア、水に関わるご相談がございましたら、書き込んでください。お答えいたします。具体的な課題が出てきたらスレッドを追加することにします。 - 水に関するご相談がございましたら下記フォームからメールでお知らせください–件名に【水水震災相談】とご記入頂けると幸いに存じます。
- 河川水・地下水に関するご相談はこちら(広島大学 開發一郎先生)
今後注意すべきこと
河川および海岸の堤防が被災しています。梅雨、台風シーズンに備えてください。
- 国土交通省
- 災害情報総括(その他はホームページへ)
- 東北地方整備局 災害関連情報(https://www.thr.mlit.go.jp/)
- 河川関係施設の被害及び復旧状況(https://www.thr.mlit.go.jp/Bumon/B00097/K00360/taiheiyouokijishinn/kasennkannkeishisetu/index.htm)
- 地震・津波により被害を受けた河川で4月1日より発令基準を引き下げ
(https://www.thr.mlit.go.jp/Bumon/kisya/saigai/images/34027_1.pdf)
- 関東地方整備局 災害関連情報(https://www.ktr.mlit.go.jp/bousai/bousai00000055.html)
- 河川トップ(砂防)
- 下水道トップ-被害を受けた処理施設に関する情報はこちら
- 国土地理院 被災地周辺の空中写真(https://www.gsi.go.jp/johofukyu/syosai_ortho.html)
- XバンドMPレーダ雨量情報-今夏の洪水時期は警戒が必要と思われます
放射性物質の拡散については、各機関が行っている情報をモニターし、被曝を極力少なくしてください。
東日本大震災の理解
- 東日本大震災に関わる情報–外部リンク
水文・水資源学会がなすべきこと
チーム日本として共同で土壌及び陸水の放射性物質濃度の測定を行う準備を進めています。
水に関わる相談を受け付けております。
地域の再生に水文・水資源学がどのように関わることができるか、考え続けています。